全車グリーン車個室の夜行列車を投入

JR東日本は10日、新たな夜行特急列車を導入すると発表しました。
新たな夜行列車は、常磐線の特急「ひたち」などで使われているE657系を改造。10両編成で、車内は全席グリーン車指定席とします。車両のデザインは、JR東日本グループの大規模開発や駅舎、「SLばんえつ物語」など「のってたのしい列車」のデザインにも携わった、JR東日本建築設計が手掛けています。
外観は、車両全体を2色の青が包み込むよう、1号車側と10号車側で異なるカラーリングを施します。1号車側は夜行列車(ブルートレイン)の記憶を受け継ぐ明るい青「メモリアルブルー」、10号車側は真夜中から夜明けへと向かう時の流れを象徴する濃紺「ミッドナイトホライズン」を配置。2色の青とそれらをつなぐ白いラインによって、夜明け前の一瞬の輝き「ブルーモーメント」を描き出し、かつての夜行列車の旅の楽しさを受け継ぎながら、地域の皆さまとともにその地域の新しい未来を切り拓いていくという、JR東日本の意志を込めたとしています。